【♪あ~夏休み~♪ #5】星浴び(湯浅かずみ)クロスオーバーネットワークの湯浅かずみです。
夏の夜空に輝く“夏の大三角形”、みなさんは覚えていますか?
「夏休み」という言葉を聞いて一番思い出すのは、小学生時代の頃です。両親が共働きだったため、長期休みの度に祖母邸にその休みの期間ずっと預けられていました。農家であった祖母邸は山奥にあり、コンビニや公園もなく、子供も少なく、遊ぶ場所と言えば裏山か田んぼくらいで、夜になると街灯もないため周囲は真っ暗になるレベルの田舎具合でした。今考えるとなかなかワイルドなところに数か月も預けられていたと思いますが、それが普通で、むしろ毎年の行事だったのでなんの不平不満もなかったです。その代り、大自然の中で想像力をはぐくませてもらったと感謝しています。
そんな祖母邸で過ごす夏休みですが、夜には満天の星空が味わえます。これが私の夏休みの思い出ですね。子供なので早く寝かしつけられたのですが、夜中こっそり起き、昼につくった観測基地(農業用の折り畳み椅子や毛布などを組み合わせた簡易星空観測場所)でボーっと星空を眺めていました。都会では見たことのない輝きの星空が広がり、まるで真っ黒なキャンバスに様々な色と輝きをした星が瞬いていているようでした。宇宙の壮大さ、自分の小ささ、馳せる想いはさまざまで、見ていてあきることがなかった記憶があります。私の中ではその行動を「星浴び」と勝手に命名し、大人になった今でも自分がエネルギーチャージできる1つとなっています。
都会では満点の星を見る機会は少ないですが、たまにプラネタリウムに足を運び、星浴びを体験しています。ここ数年は夏休みをとって旅行に出かけたり、ゆっくりした時間を過ごしたりといった記憶があまりなく、忙殺されていたなぁと振り返ります。それはそれで有難いことなのですが、また満天の星空の中に自分を預け、リセットしたくなります。
では次は、松井舞さん! 舞ちゃん、よろしくお願いいたします。
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