【これから社会人になるあなたへ #3】適正を自己判断しない!(八ツ元優子)クロスオーバーネットワークの八ツ元優子です。 今回は、「これから社会人になるあなたへ」がテーマですね。
適性を考えない 社会人になって働き出すと、遅かれ早かれ、「私、この仕事に向いてないかも」と、自分の適性を否定してしまいそうになると思います。 しかし、社会人になって間もないあなたが、「私、この仕事向いてないかも」と自分の適性を判断することはできないと思います。判断するだけの情報・経験等ないのですから(汗)。 私が言いたいのは、仕事に対する適正を自己判断(否定の判断)して、すぐに仕事を辞めないで欲しいな、ということです。 私は、10年以上、弁護士をやっていますが、自分がこの仕事に向いているか判断できません(笑)。 弁護士一年目と今自分を比較すると、今の方が仕事の責任も大きく、今の方が仕事はしんどいです。一方で、「この仕事やってきてよかった」と感じる事も多くなり、弁護士という仕事を辞めずに今に至っています。
辞める基準を作っておく とはいえ、仕事を始めたものの、今の仕事を続けていく自信がなくなったり、体調を壊したり・・・・と、今の仕事を続けていくことに疑問を感じることが出てくると思います。そして、その疑問を抱き続けながら仕事をすること自体辛い、という状況に陥ることがあるかもしれません。
私は、ざっくりですが、自分が仕事(弁護士或いは今の事務所。以下、同じ。)を辞める基準を持っています。
大きくはこの2つの基準だけです。 私は、2年前に出産しました。企業と違い、育休中働かずお給料をもらえる立場ではありませんが、出産した年も、事務所の経費は払った上で自分の給与を何とか持ち帰れたので、①に該当せず、仕事を辞める検討はしませんでした。 仮に、今、旦那が海外赴任するという事情が生じた場合、①②の基準に該当しないので、旦那には単身赴任してもらい、私は京都で仕事を続けます。この場合でも、私が京都で、仕事に加え、(旦那がいないので)一人で家事・育児を負担し、病気で倒れ②の状況になったら、仕事を辞めることを検討することになります。
最後に これから社会人になるあなたへ、というテーマで仕事を辞める基準の話などしてしまいました。 でも、主観的な判断で適正を自己判断して否定するより、仕事を辞める客観的な基準をあらかじめ作っておいてその基準に該当しない以上「目の前の仕事に取り組もう」と割り切り、仕事に集中できると思います。 私も①②の基準以外の事象で仕事を辞めるかもしれませんが(笑)、今は、①②の基準を持つことで、目の前の仕事に全力で取り組めていると思います♪ とにかく、これから社会人になる方には、目の前の仕事に集中して欲しいです!
お次は、小玉恵美さん。よろしくお願いいたします!
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