【五月病、どう克服? #4】対策はもちろん、解消法について考える(村尾智子)こんにちは。クロスオーバーネットワークの村尾智子です。
大型連休を前に、五月病に関してのニュース記事などもインターネットで見る機会が増えました。 その多くが新社会人や、新入生向けのようです。 ですが、五月病は「新人」に限ったものではなく、ベテランの面々も注意が必要です。
そんな五月病についての克服法として、第一に挙げられているのが「ストレスを溜めないこと」 新年度のストレス、特に4月は「ゴールデンウィークまでの約1ヶ月さえ頑張れば何とかなる!」と自分を奮い立たせてどこか無理をしてしまいがちです。 そしてGWが来たら、ストレスから解放された気分になる。 しかし、その解放的な気分自体が一時的なものなんですよね。 連休が長ければ長いほど、連休明けに再び来たる普段通りの生活やストレスにまた晒されるわけです。 そしてまた、GW後は7月中旬の海の日まで祝日がないんですよね(涙) 6月、鬼・・・
ストレスはちょこちょこ解消して、溜めないことが第一ですが、忙しいと頭も身体も心もいっぱいいっぱいで、ストレス解消法など考える余裕すらなく毎日が過ぎ去っていってしまいます。 「ストレスを溜めないように」とか、「すぐに解消する方法を見つけねば」とか考える方が大変!てなことになってしまわないよう、できるだけ新年度の気負いをなくして年度末~年度初めを迎えるようにしています。
特にコレといったストレスなく、GWに突入しても、やはり大型連休は解放的ですし、連休の終わりはいわゆる「サザエさん症候群」の酷い版に罹ってしまいます。 程度の差はあれど五月病に罹るならば、五月病の解消法も併せて考えておくべきだなと思うのです。
ということで、私の五月病対策&解消法は次の通りです。 1.生活リズムを崩さないよう意識 子どもができてから意識するようになったのですが、「休みだ~、とにかく寝よう!」ができなくなりました。 私自身いくらでも寝れるので、暇さえあれば朝は寝ていたいですし、昔はそうしていたのですが、そんな悪癖を子どもにうつすわけにはいきません。 長期休暇中もできるだけ平日と同じ時間に寝て起きるように心掛けています。 もともと人は寝貯めができないとも言われていますし、経験上、一度寝貯めしてもスッキリするわけではありません。 大人も子どもも一度崩れた生活リズムを立て直すのはなかなか大変ですよね。
2.クーリング日を設ける せっかくの大型連休ですから、普段できないことや旅行などで楽しみたいもの。 もちろん目一杯楽しみたいのですが、最終日(出勤前日)は予定を入れないようにしています。 遊びとはいえ、連休中の疲れが溜まっているであろう体を休ませるため、そして次の日から始まる通常運転に備えるためです。 何となくこのクーリングの1日で、気持ちが整う気がします。
3.すっきりした気持ちで連休明けを迎える 「休みが終わるの嫌だな~」と思いつづけていても、時は流れて休みは終わるもの。 GW明けの再始動の日を、出来る限り良い気分で迎えたいので、連休前最終日に溜まっていた仕事も出来る限り完了させて、そしてデスクもキレイにしてから休みに入るようにしています。 ただでさえ、気の重い連休明け、デスクもぐちゃぐちゃ、仕事も4月のやり残しがいっぱい・・・だとそれだけで気分もさらに萎えます。 見た目だけでもスッキリさせて、すんなり仕事自体に取り掛かります。
4.有給を取る すごく現実的な解消法です(笑) 私の場合ですが、3~4月の年度替りは何かとバタバタしてとても有給を取る余裕はありません。 連休明け、次は7月まで3連休もないと考えると道のりが長いように思いますが、どこかで有給でも取ろうかな、と考えています。 ぎっしり詰まった出勤日に、どこか有給という風穴を開けられる、そんな可能性だけでも持っておけると、それだけで気が楽になるものです。
どんなに対策や解消法を試しても、いざ連休が明けて五月を迎えたとき、やっぱり気分が塞いだり、不安になったりということももちろん起こるでしょう。 しんどいとき、長期間続く場合、無理せずに専門機関の扉を叩くという選択肢ももちろん持っていてくださいね。 健全な心と健康な身体があってこその毎日の生活、仕事です。くれぐれも無理はしないでくださいね。なが~~~い目で見ていきましょう。
次は、湯浅かずみさんです。 この4月から更に重責を担われているかずみさんの克服方法、楽しみにしています。
クロスオーバーネットワーク/村尾智子
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